お寺葬のT-sousai

お寺で葬儀を行うお寺葬の企画、導入、施行から、都内最安値を目指した葬儀、お一人からのお葬式を全て自社で施行致します。24時間365日対応です。見送るのに必要なのは想いです。その想いを実現できる、安心で、安全で、安寧を祈る葬儀のプロがお手伝い致します。

最近のお寺葬雑感 自宅で見送れない担当者、納棺ができない担当者

 

 

いまは担当業務をしていませんが、担当者だったころは、

 

自宅での葬儀や納棺などを積極的に行っておりました。

 

当然、会社の利益もありますので、斎場(ホール)への誘致も心がけておりましたが、

 

自宅での葬儀や自分で納棺をやった方が葬儀担当者としての充実し、

 

ご遺族も喜ばれることも多かったので、割と「自宅で見送りましょう」など言っていた記憶があります。

 

 

最近のお葬式はほぼ8割、斎場(ホール)での施行ですので、

 

自宅や集会所で葬儀を行える担当者が減ってきたな、と実感します。

 

幕を張ったり、ひだをつくったり、電気をシャンデリアに変えたり、

 

動線を考えたり、自宅葬ならではのやり方を楽しんでいたこともありました。

 

同時に、納棺ができない担当者も増えてきたように思えます。

 

自ら旅支度の説明をしたり、簡単なお化粧をしたり、口を閉じたり目を閉じたり。

 

 

葬儀社は専門職でもありますが、会場設営やご遺体保全など技術職的な側面も多くあります。

 

斎場(ホール)での葬儀が悪いとは思いませんし、

 

納棺のプロに依頼して棺に納めてもらうことも理にかなっているのでしょう。

 

しかし、それでは担当者はいったい何のためにいるのか、考えてしまいます。

 

単純な発注のみに終始する担当者は、お寺葬には必要ありません。

 

自ら仏式葬儀のためになにができるのか。

 

自らご遺族、ご住職のために何ができるのか。

 

それを考え実行できる能力をもつものがお寺葬には必要です。

 

少なくともうちでは自宅も納棺も自分でできるよう鍛えています。

 

なにか、自宅葬や納棺ができない担当者が増え、さびしい気持ちになる、そんな最近です。

 

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