お寺の顧問

お寺に必要な顧問制度

お寺の顧問とは「お寺への情報の提供」「お寺の未来への貢献」「お寺と共に具体的な行動をする」ことを通じ、お寺の理想へと近づける活動です。
お寺の顧問はいわゆる「コンサルティング」ではありません。コンサルテーションはもともと「相談」「協議」という意味がありましたが、実際にはクライアントに高所から指示して、行動はクライアントがするというものです。
私たちが考えるお寺の顧問は「お寺と共に行動する」ことを重要にしています。お寺と共に行動し、お寺と共に課題を共有し、お寺と共に解決を目指し、お寺と共に理想に近づくことを軸に行動します。

 

お寺に顧問が必要な理由


いま、お寺の顧問が重要性を増しています。お寺の顧問が必要な理由はいくつかあります。

 

お寺に顧問が必要な理由@ 変化の激しさ

いまお寺の顧問が必要な理由は、時代の変化の激しさです。ドッグイヤーと言う言葉が使われ始めて久しいですが、昨日まで常識だったことが翌日には非常識な世界になっている。その変化が激しくなっています。
けれどもこの変化に対応することが大切、生き残る戦略だ、と言う方が非常に多い。私たちは変化に対応することも当然大事と考えますが、それ以上に大事なのが、変化の中に変わらないものを見つけ、その不変のものと変化のものを見極める目だと考えています。
変化の激しさは大切ですが、変わらないものも大切です。それを見極める視点を大切にしましょう。

 

お寺に顧問が必要な理由A 情報の曖昧さ

お寺に顧問が必要な理由は、情報の曖昧さです。情報に対してのリテラシーが必要になります。明確な情報を持っていないと課題の解決に至らないばかりか、誤った道に入ってしまいます。
ここで大切なのは、より多くの情報を手に入れる、ということではなく、確かな情報のルーツを少なくとも3つ、4つほど持つことです。例えば、寺院の業界紙のみを見ているのでは情報は精査できません。寺院の業界から見た課題、経営的な観点から見た課題、葬儀業界から見た課題、宗内から見た課題などいくつかの情報のルーツをもつことでより課題が立体的になり解決にいたる道筋が見えてくるのです。道筋が見えてくることで情報の活用方法も自ずから明確になってきます。
情報をどのように活かすのか、どのように情報を取得するのか、それが大切なのです。

 

お寺に顧問が必要な理由B 課題の複雑性

お寺に顧問が必要な理由は、課題の複雑性です。お寺を取り巻く課題は複雑さを増しており、その複雑な課題をワンイシュー(ひとつの価値観)のみで解決できるほどわかりやすいものではありません。
課題の複雑性は、家族の多様性、価値の多様性、情報の氾濫などいくつかの背景をもちながら、今日に至ります。価値をひとつにしたり、家族のあり方をひとつにすることはお寺の考えによりますので、強制的な言説で縛るのもいいでしょう。しかし、その反動はわずかなものではありません。大きな反動としてお寺に跳ね返ってきます。
課題の複雑性を見極めながら、いま取るべき行動はどういったものなのか外部の視点や客観的な目を持ちながらひとつひとつクリアしていくことが求められます。

 

お寺に顧問が必要な理由C 不確実な未来

お寺に顧問が必要な理由が、不確実な未来です。未来に対して確実なことが言えない状況にいまあります。投資や投機などもどの銘柄にすればいいのか、また、どのような戦略をとればいいのか、などはっきり言って分からない状況です。
不確実な未来に対して一つ言えることは、極端な投資を行わずいまのお寺の根の部分(基礎の部分)を強くすることが求められます。
新しい言葉や新しいワードに踊らされることなく、これまで確かだったものをもう一度見直し、より強固なものにしてく姿勢が大切です。
不確実な未来は、柔軟性のある課題への取り組みがもとめられ、新奇なものより、伝統的なものを重んじる心が重要視されます。

無料でお寺の顧問を相談する

セミナーで学ぶ

T-sousaiでは無料でお寺のためのセミナーを実施しています。オンラインで開催しておりますのでお気軽にご参加ください。お寺の成功事例や失敗事例などをお話しし、お寺のためにお役立ていただければと思います。

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お寺のための情報を、いろいろな見地から発信しております。業界の内外からの発信です。無料でどなたも読むことができます。専門用語やわかりづらいことはあまり使わず、お寺向けに書いておりますので、気軽にお読みください。

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ひとりで守るお寺からみんなで守るお寺へ

大切なお寺を一緒にまもりたい

お寺の顧問の効果の一つに「ひとりで守るお寺」から「みんなで守るお寺」があげられます。
みんなで守るお寺、というのは、船頭が多くなるお寺の運営、と言う意味ではありません。お寺はあくまでもお寺であり、意見が多くなるとお寺の機動性やお寺の伝統性が薄まることがあります。お寺はあくまでもお寺単体で守っていくことが大切です。
みんなで守るお寺とは、お寺の困りごとを解決する人が多く集う、という意味です。有り体言えば、お寺の組織づくり、とでもいえるかもしれません。行事や大きなイベント、こまごまとした作業、清掃など、お寺が困っていることに関してお寺が全てうごくのではなく、お寺に集う方々がうごく、と言う組織、コミュニティにしていくということです。

 

残念ながら、お寺を一人で守ることは今後、難しくなってくるでしょう。それはお寺が減少するという予測もそうですが、檀信徒の減少と低下、集落の崩壊など社会的な背景があります。
以前でしたら、檀信徒の方々がお手伝いにいきていた。しかし、今後は人口減少の中ではそのような総代会に求めることは難しくなる。
ではどうするかと言えば、新しくお寺に来る方を組織化することが求められるのです。
檀家ではなく、門徒でもなく、新しい方の流入を増やし、その人たちを組織化していく。

 

お寺の顧問は、そのようなお寺を共に守るひとを創出していく取り組みなのです。

お寺の顧問の特長

私たちのお寺の顧問には次の特長があります

お寺の顧問の特長@ 共に行動する

お寺の顧問の特長はお寺と共に行動することです。
お寺の顧問はお寺のコンサルではありません。コンサルはいわば言葉だけで行動をしない寺業の改善活動で、クライアント(顧客)とコンサルタントでどうしても上下の関係が生まれてしいます。コンサルタントが指導する側、クライアントが指導される側。
お寺の顧問は指導する側、指導される側という上下の関係ではなく、お寺を共によくしていくためのパートナーとして、伴走者として行動を共にします。

 

お寺の顧問の特長A 価値観の共有

お寺の顧問の特長は価値観の共有です。
お寺の顧問はお寺の規模や抱える課題、未来へのビジョンなど価値観を共有します。お寺の顧問はお寺に指導するものではありません。お寺の未来を実現するために活動です。お寺が考える未来やお寺が実現したい価値を共有し、貢献する活動です。
よく頭ごなしに理想をふりかざし、「べき論」をぶつコンサルタントもいます。それはそれで一定の効果はあるでしょうが、大切なのはお寺が自立しお寺が活躍し、お寺が再活性化することです。コンサルタントのべき論を実現する場所はお寺ではありません。

 

お寺の顧問の特長B 未来への貢献

お寺の顧問の特長は、未来への貢献です。
お寺の顧問はお寺が考える、お寺が実現したい未来に貢献します。檀信徒を増やしたい、人が集まるお寺にしたい、お寺の後継を育成したい、など。お寺の抱える課題を共に解決し、未来を実現するためにお寺の顧問はあります。
現状の課題解決も非常に大切ですが、実は現状の課題と望ましい未来の両方を考えることが大切になってきます。例えば、お墓を売りたいという現状の課題と人が集まるお寺にしたいという望ましい未来の間には一見すると相関関係がないように思えますが、望ましい未来を実現するために現状の課題を解決することが大切です。
お墓を売るためのイベントや告知活動を増やすことによって、お寺に集まるような仕組みや仕掛けをつくることが求められるのです。

 

お寺の顧問を依頼するとどうなる

メニューやプランにもよりますが、お寺の顧問を依頼すると

お寺の顧問を依頼すると@ 具体的なお寺のビジョン作成

お寺の顧問を依頼すると、具体的なお寺の未来へのビジョンをヒアリングします。

 

お寺がいまもっている課題と未来との間に何があるのか。
お寺はどのような未来を実現したいのか
お寺が考える大切な価値とはなにか
お寺の大切にしたいものはなにか

 

アンケート形式や記述形式のヒアリングシートを使い、お寺のやりたいこと、やるとたのしいこと、からビジョンシートを作成します。

 

お寺の顧問を依頼するとA ビジョンに基づいたアクションプラン作成

お寺の顧問を依頼すると、ビジョンに基づいたアクションプラン(活動計画)を共有しそのために誰がどうするか、という具体的な動きを共有します。
お寺の顧問は、お寺の未来を実現するための行動を共に行います。そのため共に行動するための計画をお寺と一緒に計画し、担当者を決め、無理なく行動をしていきます。

お寺の顧問を依頼するとB 毎月1度の打合せでの進捗状況確認

お寺の顧問を依頼すると、行動計画にもとづいた活動の進捗を月に1度確認します。
月に1度の打合せは、進捗がうまくいっていればよいですし、課題があれば都度確認しながら、解決へ舵を切ります。
お寺の顧問は最終的にはお寺の自立を目指して共に行動するための活動ですので、依存する関係をつくることをよしとしません。ですので、お寺側も徐々に強くなっていくための考えを伝えながら、共に歩んでいきます。

 

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